予防接種
予防接種はどうして必要?
予防接種とは、毒性を弱めたウイルスや細菌や毒素を、前もってワクチンとして投与しておくことにより、その病気に罹りにくくすることをいいます。
ワクチン接種の可能な病気は、重症化すると脳炎など命に関わるような病気や、後遺症が残る可能性のある病気もあるため、予防接種が勧められています。
予防接種のスケジュールはどうすればいい?
ワクチンの接種時期や接種方法・組み合わせは複雑ですので、スケジュールの立て方については小児科医へご相談ください。
当院へは、Web予約後、その旨Web問診にご記入いただくか、お電話でぜひご相談ください。
ご一緒に接種スケジュールを立てることが可能です。
同時接種するのはなぜ?
当院では、複数のワクチンを同時に接種する「同時接種」をお勧めしています。
同時接種を行うことで、
- 予防接種スケジュールが簡単になり、接種忘れ防止につながる。
- 子どもたちをワクチンで予防される病気から早期に守ることができる。
- 保護者や本人の通院回数が減る。(時間的な負担が減り、また感染症がうつるリスクが減る)
といったメリットがあります。
同時接種により予防接種の副反応が特別に起きやすくなる心配はありません。
詳しくは、日本小児科学会の日本小児科学会の予防接種の同時接種に対する考え方をご覧ください。
ただし、同時接種が心配な方は、1種類ずつ接種することもできますので、お気軽にご相談ください。
また、予防接種についての詳しい情報は、下記サイトもご参考ください。
定期接種と任意接種のワクチンの違いは?
定期接種
国や自治体が乳幼児に接種を強く勧めているワクチンです。
無料で受けることができます。
任意接種
任意接種のワクチンは自己負担となり、接種するかどうかは、保護者の方に任されているワクチンです。
しかし受ける必要がないワクチンというわけでは決してありません。
当院では可能な限り接種をお勧めします。
当院で接種できるワクチンには何がある?
定期接種
- ヒブ
- 小児用肺炎球菌
- B型肝炎
- ロタウイルス
- 四種混合(DTP-IPV)
- BCG
- 麻しん風しん(MR)
- 水痘(水ぼうそう)
- 日本脳炎
- 二種混合(DT)
- B型肝炎
- 子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス)
*万が一接種期間を逃してしまった場合は、自費になりますが対応しています。
料金につきましては、お電話でお問い合わせください。
任意接種
- おたふくかぜ
- インフルエンザ
- 新型コロナウイルス
*上記に記載のないワクチンも、取り寄せできる場合がありますので事前にご相談ください。
*インフルエンザワクチンについては、インフルエンザ予防接種ページを、新型コロナワクチンについては、新型コロナウイルス予防接種ページをご確認ください。
ご予約の方法
Webもしくはお電話にてご予約ください。
診療時間のいつでもご予約いただけますが、月-金14:00-15:00は乳児健診・予防接種専用の時間帯を設けています。
お持ちいただく物
母子手帳、保険証、子ども医療受給者証、診察券
*母子手帳がないと接種できませんのでご注意ください