おねしょは、夜寝ている間につくられる尿の量と、尿を貯める膀胱の大きさのバランスが上手くとれていない場合に起こります。
5歳未満の子どもではおねしょがあっても、必ずしも病気とはなりません。
しかし、5歳を過ぎても月に1回以上のおねしょがあり、それが3か月以上続く場合は夜尿症と診断され、治療が必要な場合があります。
丁寧な問診、尿検査などを行い、治療を行うことになります。

治療と言っても、まずは生活改善に取り組むことが重要です。
生活改善のみで夜尿の改善を期待することも出来ます。
それでも改善がない場合は薬物療法やアラーム療法など、それぞれの子どもに合わせた治療を提案致します。
治療には時間がかかる場合もありますが、一緒におねしょをしなくなるというゴールを目指しましょう。